王貞治 鈴木イチロー

イチローさんが引退

何か、王貞治さんの引退会見に

似ている気が致しました。

 

三十のホームランを放ったその年に、

もはや、自分に納得がいかない、だから

引退の王貞治さん。

かつて、五十五のホームランを放った

人にしか解らない境地なのでしょう

 

かつて、年間メジャー最多安打を達成

したイチローさん、

納得がいかない

だから引退、寂しいです

 

 

最新デバイス考と想定。

こんにちは。

大腸内視鏡検査を、終え、病理精検待ちのアタシです、悪性にしろ、良性にしろ

大きなポリープが見つかり、近日オペを入院して受ける事になりまた。

 

内視鏡自体はかなり古い技術で、日本のOLYMPUSが随分と昔に、その先鞭をつけたものですが、

径は細くなり、フィルムからデジタルで画像処理ができるようになり、

リスクを減らし、精度を上げてきて今日の 内視鏡検査がありますな。

最新デバイスを駆使しての検査ですね、まさに。

 

で、それはそれで脇へ置いといて、

最新デバイスは今 最新で未来には古い技術の残渣になり、しかして

その残渣の蓄積が未来の最新を創るのですが。

最近、いけねー!って思う行動を良くしてしまうのです。

 

皆さま同様、アタシも スマホタブレット端末をいつも持ち歩きます。

昔なら、これが手帳と辞書とペンを持って歩いてたのでしょう、

時間を知る為に腕時計も必要でした。

 

エンジニア達は、最近デバイスを開発する、売る、売れるには価値のある物を造ろうとする。

その為ににあらゆる事態を想定する。

 

アタシが好きで、使ってる腕時計は、大抵古い機械式で、当時の最近デバイスであった物達。

しかして、当時の腕時計開発者が、スマホなんかが腕時計以上に普及するとは思っていなかった

 

機械式腕時計は磁力が大敵、スマホはシールドされて尚、磁場と電磁波の塊みたいなもんで

近くに両者を配置すると時計の方がひとたまりも無いダメージを受けます。

 

帰宅して、ポケット、或いは鞄から、手帳など文房具類を取り出し、タバコ、ライター、

ペン、鍵、最後に腕時計を外し明日の為にそれらを一箇所にルーティンのように机上に並べ、

晩酌したり、風呂入ったりして1日が暮れる。

 

当たり前にこれを行なっていくと、古い腕時計は近日機能しなくなる。

でも、習慣とは怖いもので、やってしまうのです。

当時の時計のエンジニア達は、こんな状況を想定して開発をしていないんです。

 

今現在の賢者が使いがちな言葉、想定内ですってあれね。

今現在の想定内は明日の想定外になり得る、たかだか腕時計すらそんなレベルです。

 

本日受けた内視鏡検査に最新だからと言って想定内は無いのですね、きっと。

絶対的な物って、多分 殆どこの世の中に無い事を気づきました。

故に、哲学者は思索し、技術者は開発し、正解の無い深遠な旅をする。

 

酒飲みは飲むんです。

 

最後は酒飲み擁護論で、そうしないとアタシが商売にならないので。

 

 

 

 

 

 

 

天才達と、凡才なアタシ

皆さんも一度くらい教師とか親に聞かされたでしょ、

かの、トーマス アルバ エジソン

言葉、

天才とは、1%の閃きと、99%の努力 と言う あれね。

 

努力はもちろん毎日皆さんもされてる事でしょうし、

皆さんは、普通に1%以上には閃いてますよね。

 

先日閃きについて語ったアタシが居る訳ですが、若干大袈裟だったりしたのかなあ、

と、言うのも、

20世紀のアメリカを

創ったのはたった二人の男である、と言う説がありまして、

曰く エジソンとフォード だと、

その一人、

あの天才エジソンをして、

普通の人です、私は。

って言葉ですよ。これは。

 

もう一人20世紀の天才

アルベルト アインシュタイン

ほぼ全て彼の理論は、必要最低限の道具、紙とペンだけで、思考された、

そこに、天才性をアタシは感じるのです

 

アタシが、包丁とまな板だけで

ロケットを作るようなもんです。

 

ちょいと話題がズレて、個性とか、独創性みたいなお話。

 

先日、養老孟司先生の講義を動画サイトで拝聴した際の事、

何故、アインシュタインノーベル賞をとれて、

皆さんが取れないかわかりますか、

それは、皆さんが個性的で、独創的な人達だからです。

 

と、養老孟司先生は言います。

個性だの独創性だのってのは、所詮そんな物なのです。と。

ですから、お子さんの個性とを伸ばしてやるとか、独創的を重んじると

言うのは教育者として間違っていると。

 

さらに先生は続けます、アインシュタイン特殊相対性理論を100年前に10000キロも離れた場所で考えた。

 

縁も所縁もない人 私、つまり養老孟司がそれを読む。

至極真っ当な事が書いてあるなぁ、

と感じる。普通のことしか書いてない。と、思う。

(この、意見は、日本一 偏差値の高い東京大学医学部の元先生の言うことだから、

話 半分だとアタシしゃ思いますが)

でも、それ以前は誰にも考えつく事の無かった永遠の真実であり普通の事。

 

この100年で、賢者が唱えた論理で破綻が無いのは、数学の分野以外では相対性理論だけだそうです、

(これは、養老孟司先生ではない人が言っていました、)

普通を発見できる能力、それは、まるで普通にあるはずの星を昼間に見る事に似ている。 

アタシ達は恐らく、物凄く個性的で独創的なんだなぁ、昼間星見えないから。

 

特に蜻蛉は店主が普通を知らな過ぎ。

大体、皆さまが普通に備えている、

常識とか生真面目さが無いですからね

アタシは。

 

養老先生の深さは、

多様性の重要さも、同時に語っています。

 

自然に目的は無く、

しかるべき形態を為し、

人工物には目的があり、

その様にデザインされる。

 

普通の普通じゃ、天才じゃないのですね

でも、天才は普通を保持できる才能が

必要。なので、

 

理系以外の天才も案外普通でいれる才能

を持った普通の人なのかもしれません。

 

古いかな?

王、長嶋、

イチロー、松井、大谷、

 

ベートーベン、ショパン

 

芥川、村上春樹

野球選手は球場で見た記憶がありますが、

いずれも、お会いすらした事の無い

天才たち。

 

ここで、一人の天才とすれ違っていた

若い頃の事を思い出した。

 

 

10代最後の頃、

私立大学に親の金で通わせていただいき、

しかも前年 父親が死んで、母子家庭のアタシ。

遊んでばかりで、大学もよく休んだ、親の苦労いかばかりか。

それでも、酒飲んじゃ、夢を語り、理想を語り、賢者の如き面して、

(あまり、今と変わらないですね)

 

そして、論破されそうになると持ち出す言い訳、それは

 

俺って個性があるのだ!

俺は独創性だ!

 

普通で居る才能が無いんだから、

努力しなければならないのに、

普通で居る努力すらしない、

ある意味、個性コンプレックスだな、

今 考えると。

全く恥ずかしい話です。

 

その頃、下北沢の友人とよく遊んでいました。

深酒して、友人宅に泊まり、翌日昼過ぎに起きて

二日酔いでもよく食べた、

若かったなあ。

 

踏切の脇に街中華があって、とても美味しかった。

特にチャーハンが。

 

特段料理に興味が有りそうにも見えない同年輩の青年が、

しかし、普通に、生真面目に、ひたすら

北京鍋を振り、

美味いチャーハンを

こさえてるのを、二日酔いの間抜けな

アタシは見ていた。

 

彼は昨夜深酒した友人の友人らしく、

深酒友人が紹介してくれた、

 

彼、オイパンクのヒロト君 と

ヒロト君は、一瞬鍋からアタシに

視線を合わせ、無愛想に

どうも

 

甲本です、って、確かに言った。

 

 

追記、

いつも、お読みくださいますって

ありがとうございます。

 

秩序と混沌

について、追記です。

 

ライティングデスク のくだり

あたり について。

 

綺麗に 文房具を並べる

即ち 秩序を作る

そして、仕事と言う秩序を作る。

 

途端に机上雑駁になりカオスを為す

一つ、秩序を作ると

必ず 一つ 混沌が 発生する

 

湯船で 渦 作ってごらん

必ず、逆の渦が一つ出来るから。

量子力学の世界に同じ理論がある

 

らしいです、理解出来ないアタシが

語ると、長くなるので、

も少し勉強してから、いつか

面白い話に出来たなら

語ります。

番茶とエスプレッソ

最近、番茶とエスプレッソを良く飲むのです。

東京の下町で産まれ育ったアタシですが、家では親父も、爺さんも番茶だったせいで

番茶好き。

コーヒーも若い頃のラテンヨーロッパ旅行中に毎日飲んでるうちに好きになりました。

 

どっちも、お茶マニアとかコーヒー通みたいな特段こだわりみたいなものが、無く、

雑な感じが好きです。お湯の温度とか、豆の産地とか知ったこっちゃ無い。

雑だけど、日常に必ずある感じ。

 

パリの人はよく、その文化性とか都の歴史の深さ、意地悪な感じが京都人と比較されますが、

なあに、日常の飲み物の雑な感じはむしろ江戸っ子っぽく無いですか?

現代的都会人というか、合理的というか。

そして、最近思うのですが、

京都人は意地悪なんじゃじゃ無くて、

パリの人達も同じ、結構親切だったりします。

いちいち言葉にしない、っていう大人な文化を持った人達だろうと。

 

江戸っ子なんて子供っぽくて雑なもんです、

言葉のきき方、言ってくれなきゃわかんねえじゃねえか!的な。

とにかくスピード、京都人より現代的です、雅のカケラもの無い。

そして、粋だの野暮だのいちいち決め事をつくっては言葉に出す。

本性として粋な人は沢山いたんだろうし、

そんな東京的な生活が好きでなんですけど、結局。

 

実はアタシ、谷崎潤一郎の小学校の後輩なんです。密やかな自慢。

谷崎潤一郎池波正太郎、時代は違えど生粋の江戸っ子の

お二人が晩年は京都に執心します。池波正太郎さんはパリも大好き。

なんかわかるような気がします。

最近同世代の下町出身者とよく話題になるのが、下町の老人達の話。

(同世代の人達は、何故か今はアタシも含めて下町に住んで無い。嫌いな訳では無いのですよ、

皆さん下町が)

 

江戸っ子の下町の老人達のメンドくさい感じは、

あれは、耄碌して本性としての江戸っ子を脇へ置いちゃって、

属性としての江戸っ子に執着してしまってるんだとおもう。

 

大井町あたりが、みんなにとって居心地が良いのは、

そんな野暮な事にみんな頓着してないからだろうなんて思います。

 

番茶の話から変な方向に話が進んでしまいましたね。

 

 

 

秩序と、混沌

前節で、美 とかアタシに語る資格の無いような話題に踏み入ってしまったので

今回は、秩序とか、混沌、

 

言い換えれば、丁寧さとか、雑駁さについて

またまた偉そうに語りたいと思います。

 

そして、文系理系の壁を、今こそ若い頭脳に越えていただければ、

なんて感じで書きます。文武両道、文理両道。

もう初老ですし、書けるうちに書いたもん勝ちです。

 

僕らの自由を、僕らの初老を、大袈裟に言うのならば、

きっとそう言う事なんだろう。

タミオさんのパクリね、これ。

 

皆さん、おそらく毎日、会社なりの、社会なりの、家庭なりの、自分なりの

秩序を保つ為に努力され、働いていらっしゃる事でしょう。

 

混沌、字面からして、混ざって雑な感じがしますな、

外国ではカオスなんて言います。

秩序、

何と無く清潔感がある字面ですね、外国ではコスモなんて言います。

 

これは、恐らくフィクションなんだろうけど、

混沌って昔、中国にいた、人の名前なのですね、

目やら 鼻 やら 耳 なんかがとてもデタラメに配置されていて、

とても醜悪なお顔をされていたらしい。バッドルックス

そんで、気の毒に思った人が、混沌の顔を、所謂 外科的になおしてあげたそうです。

混沌は普通の顔になり、翌日死んだそうです。

 

 

 

さて、どちらが、世の真実でしょう?

言い換えれば、どちらがより自然な現象でしょうか?

 

若干無関係に聞こえるお話を致します。

アタシは、中学生一年の時に、熱力学 第二法則、

所謂、エントロピーの法則を担任教師であった理科の教師から聞かされ、衝撃を受けます。

 

理系の人なら何を今更、と思うかも知れませんが、

文系の人、解る?

エントロピーは増大する方向にしかにしか動かない、って事を。

簡単に言うと、全宇宙も含めて、

終末にしか向かっているのだこの世は、

 

て、教わったのです。希望なんてフィクションだ!

と勝手に少年時代のアタシは思い込んだ。

そしてそれは残念だけど真実なんで御座います。

 

エントロピーは、カオスの本性なのです、

自然は混沌する事にしか向かわない。

例えば、あなたのライティングデスクに、綺麗に文房具を並べる。

それを使って仕事をする、途端に雑駁な並びになる。

それが自然な事で、

文房具を綺麗に並べる事は、実は自然な行為では無い、

秩序はフィクションで、混沌が自然な事なのです、

 

これ、B型のアタシの勝手な考えね、異論も有るのは承知。

 

さて、 美 の話に戻りましょう。

養老孟司福岡伸一

理系のインテリアゲンチャのお二人が、それこそ今更、

エントロピーのお話と、 美意識 について盛んに語る、

非常に興味深い。

お二人とも虫好きで有名ですな、

気持ち悪い昆虫、美しい昆虫。自然と混沌が作った、小さな命。

アタシ達ももたいして変わらない、等価の命。

 

東大、京大、日本の教養のトップの大学で、理科をお学びなったお二人。

本来、文系に属する 美意識 と

理系的な論理のエントロピーについて同時に、等価として語る。

 

人間らしいじゃないですか

、お二人は。

もう、理系 文系ぢゃ無いです。

人工知能に、家畜にされる前にその事を意識して生きましょう、

特に若者よ!

 

そして、エントロピーの増大に囁やかに、抵抗しているのが生物で、

アタシ達は、はその事に 美 を、見つけるのです。

 

動的平衡福岡伸一ハカセの造語であるが、

美意識の一端が、見て取れる言葉。

 

宗教、哲学、にやっと科学者が追いついた。

そんな感じで、アタシは嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嗚呼、初老、閃く事じゃ無いを書きたかったのよ。

要はね、人工知能が、美意識を持つ事は出来ない。

とか、人工知能は閃かないとかね、

 

デカルトって人が、むかしね、

人の身体を機械的に考えた。

おかげさまで西洋医学が発展致します。

素直に尊敬しています、デカルトさんを、

 

閃こう!

アタシ達は!

演算なんか人工知能に任せて。

今後、アタシ達のなすべき事は、

を意識する事、

その為に、いつでも閃こう!

 

 

前節で、言い忘れた事。