最新デバイス考と想定。

こんにちは。

大腸内視鏡検査を、終え、病理精検待ちのアタシです、悪性にしろ、良性にしろ

大きなポリープが見つかり、近日オペを入院して受ける事になりまた。

 

内視鏡自体はかなり古い技術で、日本のOLYMPUSが随分と昔に、その先鞭をつけたものですが、

径は細くなり、フィルムからデジタルで画像処理ができるようになり、

リスクを減らし、精度を上げてきて今日の 内視鏡検査がありますな。

最新デバイスを駆使しての検査ですね、まさに。

 

で、それはそれで脇へ置いといて、

最新デバイスは今 最新で未来には古い技術の残渣になり、しかして

その残渣の蓄積が未来の最新を創るのですが。

最近、いけねー!って思う行動を良くしてしまうのです。

 

皆さま同様、アタシも スマホタブレット端末をいつも持ち歩きます。

昔なら、これが手帳と辞書とペンを持って歩いてたのでしょう、

時間を知る為に腕時計も必要でした。

 

エンジニア達は、最近デバイスを開発する、売る、売れるには価値のある物を造ろうとする。

その為ににあらゆる事態を想定する。

 

アタシが好きで、使ってる腕時計は、大抵古い機械式で、当時の最近デバイスであった物達。

しかして、当時の腕時計開発者が、スマホなんかが腕時計以上に普及するとは思っていなかった

 

機械式腕時計は磁力が大敵、スマホはシールドされて尚、磁場と電磁波の塊みたいなもんで

近くに両者を配置すると時計の方がひとたまりも無いダメージを受けます。

 

帰宅して、ポケット、或いは鞄から、手帳など文房具類を取り出し、タバコ、ライター、

ペン、鍵、最後に腕時計を外し明日の為にそれらを一箇所にルーティンのように机上に並べ、

晩酌したり、風呂入ったりして1日が暮れる。

 

当たり前にこれを行なっていくと、古い腕時計は近日機能しなくなる。

でも、習慣とは怖いもので、やってしまうのです。

当時の時計のエンジニア達は、こんな状況を想定して開発をしていないんです。

 

今現在の賢者が使いがちな言葉、想定内ですってあれね。

今現在の想定内は明日の想定外になり得る、たかだか腕時計すらそんなレベルです。

 

本日受けた内視鏡検査に最新だからと言って想定内は無いのですね、きっと。

絶対的な物って、多分 殆どこの世の中に無い事を気づきました。

故に、哲学者は思索し、技術者は開発し、正解の無い深遠な旅をする。

 

酒飲みは飲むんです。

 

最後は酒飲み擁護論で、そうしないとアタシが商売にならないので。